

瀬戸内市民図書館 市民協働企画展示
 「戦争捕虜を体験したハンセン病回復者の証言  ~“ダブルプリズナー”の記憶~」
 
 
 と き  2017年3月25日(土)~4月2日(日)
         ※3月27日・29日は休館
 ところ  瀬戸内市民図書館 つどいのへや
      観覧無料(開館中観覧自由)
 
 主催:瀬戸内市民図書館
 企画・構成:野村泰介
 資料提供・協力:立花誠一郎
 協力:国立療養所邑久光明園・邑久光明園入所者自治会
 
 お問い合わせ先 瀬戸内市民図書館
         0869-24-8900
 
 内 容
 岡山県瀬戸内市の長島には、同じ島の中に2つの国立ハンセン病療養所があります。
 その中の邑久光明園の入所者、立花誠一郎さん(現在96歳)と、高校生の交流が長年行われていました。 
 立花さんはハンセン病回復者として約65年邑久光明園で暮らしています。
 また第二次世界大戦中、日本兵としてニューギニア戦線に従軍し、その後オーストラリアのカウラという場所にある捕虜収容所に収容されていました。
 カウラでは、当時の日本人の中にあった「捕虜は恥である」という意識の中でおこった大規模な脱走事件、「カウラ事件」を体験しています。
 本展では、立花さんが捕虜収容所時代に手作りしたトランクや、2008年から2015年まで行われた立花さんと高校生との交流の記録、ハンセン病とカウラ事件を通して、人権侵害や差別について考察したパネルの展示を行います。